良いギターとは
前ページの はじめに に書いたとおり。簡単にまとめると、良い音、弾きやすいに尽きてくると 思う。
このページでは、”弾きやすい”について概略を書いています。 手にした時から、弾きやすいと実感出来たら、このページは意味がないかもしれません。
滑りやすいネックとは
滑りやすいネック、ここでのネックとは、フィンガーボード側ではなく、ネックの裏の部分のことである。ギターを弾く際に左手の腹の部分がネックの裏に触れます。 この時スムーズにヘッドからボディーまで動くととても弾きやすくなる。ネック裏がすべるようになったからと言ってフィンガーボード側の弦が サビサビで滑りが悪いというのは論外であるが、ネック裏の手入れは効果があると思っています。簡単に言うとワックスの効いている床とワックスの落ちたツルツルしない床を想像してほしい。
普通購入した段階ではそこそこ滑りはあると思いますが、少し手入れをすると弾きやすくなります。具体的には左記コンテンツの『ネック裏の処理』をご参照下さい。
ネックとボディーのバランス
ヘッドとネックが重く、ネックがが下がる場合、重さで左手が支える仕事を負担するため負荷がかかります。つまり、バランスが悪いとネックを支える要素が大きくなり、左手を演奏に徹する事ができなくなります。バランスが悪いと広範囲のフレット間の移動がスムーズにできなくなり、非常に良くない。こればっかりは改造できない気がする。重量バランスが悪いのは買わないように!。持っていたら、ご愁傷様です。過去重量バランスの悪いモッキンバードを持ってました。だんだん弾かなくなり売却しました。
ネックの形状
結論から言って、太い、細いは慣れてしまえば何の問題もないと思います。Vシュイプであろうが、Uシュイプであろうが慣れと好みだと思ってます。ネックの幅に関しては、エレキギターの場合は平均的に42mm前後で、アコースティックギター、クラッシックギターの順に幅が広くなる。手が小さいと、ある程度弾きにくくなってしまうが、やっぱり慣れるしかないように思う。
フィンガーボードとスキャロップ
昔は、フィンガーイーズを使ったりしていました。ネック裏がすべりやすくなると、フィンガーイーズを全く必要性を感じなくなった。但し、汗や油を拭き取るのは良い事だと思ってます。どうせ使うなら、レモンオイル(オレンジオイル)の方をお勧めします。
私は以前はスキャロップ加工をしたギターを好んでいました。今でも嫌いではありません。弾きやすくなるかどうか?個人的には多少違うと思っています。スキャロップ加工をしたギターは、軽く抑えてもきちんと弦をフレットに押さえられます。簡単に言うとフィンガーリングが楽でした。なんと言ってもきちんと押さえられるから。
今は、あれこれ改造したあげくパーになってしまったのでスキャロップのギターはありませんが。。。 もう少し詳しくはスキャロップ加工で触れています。
ストラップについて
必ずとは言いませんが全般的にプロのギタリストは幅広のストラップを使う。ステージで動くにしろ、静止して弾くにしろできる限り肩の負担を抑えギターを安定させることに尽きると思う。 そこそこの良いギターで軽いギターってないのではと思う。プロにとってストラップ選びも重要な要素なのだと思う。
このページのテーマと合わないが・・・ The Policeで有名な曲だけど こちらのアレンジで ストラトのボディー塗装の剥がれが渋い!
とっても懐かしい曲を見つけた。ゲイリー・ムーアのギターは哀愁がある。