音の響きに思う・・。
コードひとつで楽曲のイメージが変わる。音楽理論というのを勉強すると私は、だんだん頭が痛くなりますが、それでも知ることによって得られるものが多い。 コードを覚えると今度はコード進行について考えてくると思います。 作曲の際、コード進行、コード種類とイメージ、その他のテックニックと知識、アイデアで 作曲の引き出しは増えるとおもう。その一歩とも言える特殊なコードを覚えることは音楽を広げてくれると思います。
特殊なコードを覚える。
基本のコードに少し加えたり、削ったり、ポジションが変わったり、音が変化していきます。 特にキーボードの場合はコードは弾き方を覚えると言うより、理屈を知っていた方が楽に思います。
特殊と言ってもそれ程でもないのですが、理解すれば後は応用です。
これは基本の音(ルート・ノート)をドとした場合のコードCです。1(root)、3(長三度)、5(完全五度)から成ります。このCから、3のミが半音下がった音(短三度)ミ♭(E♭)がCmになります。これまでは基本のコードで説明したとおりです。
7thコード (Dominant 7th Code)ドミナント
良く使われる7thコードにも2種類あります。CM7とC7。CM7とC7は似ていますが違います。CM7はCMajor、C7はCマイナス7です。以前説明したとおりですが、大文字のMはメージャー(Major)、小文字のmはマイナー(minor)です。覚えるには単的にM7はルートのオクターブから半音下、7はルートのオクターブ上から全音下になります。
右図の上二つは基本のCに7thが加わったもの。CM7はシ(B)の音ただの7はシ♭(B♭)になります。 CM7の音の響きはとても明るくC7は緊張感のある明るさになります。 右図の下段二つはCmに同じく7thがついたものです。実際にルートの音から順番に音を出すととても音に表現がつきます。
オーグメントコード Aug +5 (Augmented Code) *グをグかギュでいいます。
オーグメント 通常augもしくは+5で表される。5thの音が半音上がった音になり、響きは魅惑的緊張感?と言った感じでしょうか?そんな響きになります。
例はルートをCとした場合、5th(完全五度)の音はソ(G)になります。Augは増五度にあたり半音上になります。したがってソ♯(G♯)になります。 C,E,G#で構成されます。
Sus4 サスフォー (Suspended 4th Code/サスペンデット フォース)
sus4は 4の数字の如く4番目の音が使われます。三度の音がなくなり4度の音が使われます。sus4は よくコードのアクセントとして使われます。明るい(張りのある)緊張感という感じでしょうか・・。例えばC、C、Csus4、Cと弾くとsus4が使われた部分が張りのある音になります。
4thは完全四度になり、三度が消えます。長三度の音が半音上がる感じになり、Cがルートの場合、Cド、Fファ、Gソで構成されます。
9th (add9/アド ナイン)
9thコードは ”add9”と表記されたりすることもあります。 9番目の音、ルート のオクターブ上の全音上にあたります。このページの上部にあります図を見てもらえば分かると思います。明るく、さわやか、やさしい、感じの響きの音になります。バラードやスローテンポの曲などで使われることが多いと思います。
ルートをCとした場合上記に従い9度の音はレになります。構成音はCド、Eミ、Gソ、Dレ。1オクーターブ上のド(C)は基本的に省略されます。但し、弾く鍵盤のコード展開によっては違ってきます。
ほとんど見ることがないのですが、-9もあります。add9と正反対で、暗い音になります。
11th (add11/アド イレブン)
基本的に9thと同じになります。ルートから11番目の音が追加されます。音は9thと同じくやさしい感じがしますが、個人的に何かクラシカルな響きに感じます。
ルートをCとした場合、11thはファになります。ルートのオクターブ上のドは省略されたり、弾き方によってはそのまま残ります。
Dim (Diminished/ディミニシュ) 見たことないですが”°”で表すこともあります
ディミニシュは三度、五度がそれぞれ半音下がっています。音は楽曲により感じ方が変わるコードだと私は思っています。単にコードを鳴らすと怪奇な感じを受けますが、楽曲に使うと、哀愁や緊張感などに変化して感じます。また、さらに音を組み合わせると全然違うサウンドになったりとおもしろいコードです。
ルートをCとした場合、三度と五度の各半音下はミ♭(E♭)とソ♭(G♭)になります。ルートから短三度、E♭からG♭まで短三度と重なります。
下段はCdim7です。最上部の図だと6thですがこのdimでは7thにあたります。上記より
7thコード -5と+5 と 7th -7の組み合わせ
7thの長短と5thの+とマイナスの組み合わせです。時々楽譜で見ることがあります。個人的に音の響きは複雑と言った感じです。+5は #5thで-5は♭5thです。
ルートはCです。Cmajor7+5 : +5にすると実質Augになります。Aug+短三度、ルートから長七度のシBを加えた音です。
ルートはCです。C7+5 : +5にすると実質Augになります。また、ルートから短七度のシ♭B♭を加えた音です。
ルートはCです。C7-5 : -5でソ♭(G♭)になりそこから長三度、ルートから短七度を加えた音で構成されます。
低音部の基本の音(ルート)と右手のコードが異なる場合
低音部の基本の音(ルート)と右手のコードが異なる場合 分数コードで表記されたり onで 表記されたりします。 大多数の曲に該当すると思います。
ベース音とコードが違う場合は右手、左手の両方が必要になります。両手が使えるとコード種類、弾き方(押さえ方)、ベース音(ルート)とコードが異なる場合の音が出せるようになり自由度は増します。
図は 左手ベース音がド(C)になり右手がGのコードの場合です。 これは一例なので、多種多様なパターンがあります。
その他
コードを知っているのと知らないのではかなり違うと思います。
なお、加筆、訂正、修正等する予定です。
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