ピアノ、キーボードをを弾こう!(指使いとフィンガートレーニング)

最初の練習 スケール、フィンガートレーニング練習

ドレミファソラシドのマスター

鍵盤 ドレミファソラシド スケール

 ある程度年齢になって始めると早く何か曲が弾きたい・・・。に行きつくと思います。 私は習っていた訳ではないので、曲が弾きたい、ピアノが弾きたいでした。
大人になってが大前提のこのページ。まずドレミファソラシドをマスターすることが絶対的に必要です。それが結果早いと思います。

メジャースケール

 ドの事を”C”と表現します。このドレミファソラシドの並びを Cメージャースケール(C Major Scale)と呼びます。 もし”レ=D”から白鍵盤だけ(レミファソラシドレ)を弾いていくと  Dマイナースケールと呼びます。

指と番号

 時々楽譜に指使いが書いてあることがあります。知ってても知らなくてもいいのですが、知っている方が良いには超したことはないので、簡単に触れていきたいと思います。 右手の場合、親指から小指に向かい、親=1番、人=2番、中=3番、薬=4番、小=5番となっています。左手は逆に小=1番、薬=2番、中=3番、人=4番、親=5番となっています。つまり 右手も左手も、左側から1番になります。

ドレミファソラシドの指送り

鍵盤の指送り
C Major Scale(メジャースケール)

 小学校の時に習ったかどうか・・・記憶が定かではありませんが
ドレミファソラシド♪と弾く場合、(ド)は親指、(レ)は人差指、(ミ)中指、(ファ)中指の後ろに入れ替え親指、(ソ)は人差指、(ラ)は中指、(シ)は薬指、(ド)は小指の順で弾きます。 これを繰り返します。慣れれば、高いドからド(小指)シ(薬指)ラ(中指)ソ(人差指)ファ(親指)ミ(指を入れ替え中指)レ(人差指)ド(親指)の順で弾きます。 こればかりすると飽きますが、何度か飽きるまで繰り返します。

左手の鍵盤の指送り

 左手は(ド)は小指、(レ)は薬指、(ミ)中指、(ファ)人差指、(ソ)は親指、(ラ)は中指、(シ)は人差指、(ド)は親指の順で弾きます。  中指が親指を交差するさいは、親指の前を通過します。

ステップ 1 右手の スケール練習

上記図のように 右手からCのメジャースケールを弾きます。最初は下のド方から上のドまでの繰り返しを練習します。

ステップ 2 右手の 上から下へスケール練習

 ステップ1に慣れたら同じく右手だけを使い 下のドから上のド、上のドから下のドへ往復の練習をします。

ステップ 3 右手の スケール練習 Dメジャースケール

Dメジャースケール

 ステップ2に慣れたら左のDメジャースケールをやってみて下さい。ドがレに置き換わっただけです。同じようにミから始める。ファから始める・・。 そのようにやっていくと指使いが不自然なことがあります。その場合は指が使いやすいように工夫します。

 このステップ3で基本的な運指ができると思います。

ステップ 4 左手のスケール練習

左手の鍵盤の指送り

 ステップ 3ができれば(あるいはステップ1、2と同時に練習してもいい)左手の練習もします。先にも紹介してあります通り、指使いが違います。

 右手のステップ1、2、3と同じように練習してみて下さい。 右利きの人には難しいかも知れませんが、ゆっくりでも良いし、間違ってもいいし、気持ちがイヤにならない程度にやってみて下さい。

ステップ 5 両手でのスケール練習

 ステップ4もできるようになると両手で同時にスケールを弾きます。次元が異なる程難しくなるので、ゆっくりと間違っても構わない。 これも気持ちがイヤにならない程度にやってみます。

注意と要点

単音で弾いてみる!

 何度も同じセリフがでますが、上記のステップ1~5のようなスケール練習やフィンガートレーニングだけでは飽きてしまいます。ご本指を使った単音での演奏も効果があります。ちゃんとしたメロディーのあるものを弾いてみましょう!

 私は、単音での練習は今でもやることがあります。正確には、時には童謡、ポップス、クラシック(手抜き)etcなど、音を探しながら弾きます。 私の家には子供がいるのですが、時々何かリクエストがあります。 例えば宮崎駿監督の”となりのトトロ”家には楽譜もありませんし、早い話、右手だけの単音で音を探して弾いてみます。音を探しながら弾くという行為はとても音感を鍛えるのに有効に感じます。”思って、感じた音” と実際弾いた音が違えば、次は間違えないようにとても気をつけて音を探します。 ちゃんと習っていた方にはお笑いかもしれませんが・・。

片手の童謡の練習おすすめ

 個人的には最初は”童謡”のようなものをおすすめします。”チューリップ”、”かえるのうた”等、右手で十分弾けるはずです。楽譜がなくても音を探して弾いてみて下さい。ある程度の年齢であれば はずかしく感じるかもしれませんが、効果はあると思います。童謡は一曲がとても短く音程差も少ないので練習しやすい

慣れたら左手でも

 左手でも同じことをしてみ下さい。右利きの場合思い通りに動かないかもしれませんが、練習すると慣れるはずです。