独学でピアノ、キーボードをを弾こう!(ドの位置とキーボードに必要な簡単な楽譜について)

どれがドか?

どれがドなのかわからない人は教本が必要だと思います。どれが”ド”わかってもあるのに超したことはないのですが・・・。

 さて、パッとみて真ん中の少し左よりに、黒鍵盤が2つ並ぶところにあるそれがド(C)です。どのキーボード(鍵盤)でも通常鍵盤の真ん中より少し左側にドはあります。どの鍵盤楽器を見てもまずそうなっています。

一般軽音楽(ポップス、ロック)などに欠かせない知識

 ドの音をCと表します。ちなみにレ(D)、ミ(E)、ファ(F)、ソ(G)、ラ(A)、シ(B)、ド(C)となります。クラシックでは使わないようですが、一般軽音(ポップス他etc)では記号は使われます。これは慣れて覚える必要があります。

楽譜が読めない場合・・。

 世の中のプロのキーボーディストでも楽譜がすらすら読めない人は結構いるみたいです。私は、小中の音楽の成績が悪かった通り基本的に今でも楽譜は苦手です。・・・が何となくは読めるようになってきました。 音を聞き、楽譜をみて音を探す。コードが書いてあれば、そのコードがどの音で構成されているのかを理解すると、他の音や楽譜も何となくメージできるようになると思います。音の長さを理解するには意外ですが、私はドラムがとても役に立ちました。ドラムの譜面を見ると特殊な書き方で叩く音が表現されています。しかし音の長さは普通の音符とおなじです。 ドラムはリズム楽器なので音符の長さ=リズムのような所があり、音符と音の長さを覚えるにはドラム(ドラム譜)は役立ちます。

知っておいた方が良いことなど(知っていたら飛ばして下さい)

 先にも書きましたがクラシックと一般軽音楽(ポップス、ロック)などはあって、知っているのに超したことはありませんが、必ずしも楽譜はいりませんが、 比較的、簡潔にしたコード譜だけは読める必要があります。

知っていたら・・・

知っていることも多いと思いますので、知っていたら飛ばして下さい。

全音と半音

音程 度の解釈

 全音とはドを基準とした場合レにあたります。半音はドを基準とした場合ド#もしくはレの♭にあたります。鍵盤を見てもらえばわかりますが、基準の音から一つ上が半音、もうひとつ上が全音になります。

コードと度について

 度と呼ばれるものを知っていた方が、コードを理解する時にとても役に立ちます。4度、5度あたりから難解になる気もしますが・・・。全て覚える必要はないと思いますが、理解していると7thコード、Aug、Susコード他等理解しやすいはずです。

度の種類

度には”完全”、”長”、”短”、”増”、”減”と5種類あります。

 例として、基準をド(C)として書きます。

一度

基準のドと全く同じ音程を 完全1度、といいます。 同音

二度

二度には 短二度と長二度があります。
* 短二度(半音) Minor 2nd
* 長二度(全音) Major 2nd
基準をドとした場合、長二度はレ、短二度はレの半音下のレ♭又は基準をミとしてファになります

三度

三度にも短三度、長三度があります。
* 短三度(全音+半音) Minor 3rd
* 長三度(全音+全音) Major 3rd
基準をドとした場合、長三度はミ、短三度はミの半音したミ♭(E♭)=レ♯(D#)になります。三度は和音(コード)に与える影響が大きく、長三度がメジャー、短三度がマイナーになります。

四度

四度は多少異なります。
* 完全四度(全音二つ+半音) Perfect 4th
* 増四度(全音3つ) Augmented 4th ※
基準の音をドとした場合完全4度はファ、増四度はファ#になります。

五度

五度も多少異なります。
* 完全五度(全音3つ+半音) Perfect 5th
* 減五度(全音2つと半音2つ) Diminished 5th ※
基準をドとした場合、完全五度はソ、減五度は基準をシとしてファになります。

六度

六度は短六度、長六度からなります。
* 短六度(全音3つ+半音2つ) Minor 6th
* 長六度(全音4つと半音1つ) Major 6th
基準をドとした場合、長六度はラ、短六度はラ♭基準をミとしてドになります。
基準をドとして、増六度があり、ラ#にあたります。元から9番目

七度

七度は短七度、長七度からなります。
* 短七度(全音4つ+半音2つ) Minor 7th
* 長七度(全音5つと半音1つ) Major 7th
基準をドとした場合長七度はシ、基準をドとして短七度シ♭になります。

八度

八度は完全八度
* 完全八度(全音5つ+半音2つ) (Perfect 8th)
基準をドとした場合完全八度はドになります。

参考

 この図についてはまたの説明にします。 度ととのイメージを意識してもらえばと思っています。

オクターブ

音程 度の解釈

 1オクターブは元の音から一周した位置にある音 8vaなどと表記することもあり。基本のドであればドレミファソラシドの上の”ド”が元のドから1オクターブ上の音になる。完全八度と同じです。