コードとベース音の関係

知っておく必要があること

 一般軽音楽(ポップス、ロック等)の音楽ではドレミファソラシドは基本的に使われず変わりに上記の表のとおりC、D、E、F、G、A、Bが使われます。必ず覚える必要があります。

ベース フィンガーボード音程表

 ベースはドラムと並びリズム楽器で音程があります。コードは曲中の一番基礎の構成音で、ベースでは基礎的な音をカバーします。極端なところベースコードを弾けばいいのです。曲がG,Em、C,Am、D7とあったとします。 ”m”も”7”も無視して G,E,CA,Dで考えます。ベースは基本的に同時に2つの音は押さえません(例外あり)。小節内で指(ポジション)が頻繁に変わる場合コードのベース音を押さえておけば、曲はおかしくなりません。 左手、右手がなれてから、少し難しい指の動きを練習するので十分だとおもいます。

右手の演奏法 ピックと指使い(ツーフィンガー奏法)

 ギターと名のつくもので最初に戸惑うのは 右手と左手が同時にうまく使えないということだと思います。個人的な考えですが、ベースは右手がとても重要な楽器だと思っています。楽曲の”感覚”を生み出すのは右手の要素が多いと思うためです。

ピックを使った場合(ピックの持ち方)

 一番簡単な方法はピックを使った方法だと思います。弾けるようになる前と弾けるようになった後の違いはピックを持つ指が安定していることだと 思います。プロでもピックの持ち方は意外に違います。結論として、自分が弾きやすいと思うポイントを探す必要があります。

 同じギター系でもベースは弦が太く、振動も大きいという特徴があります。エレキギターとは違うと思います。


 ◆ オルタネートピッキング

オルタネートピッキングはピックングを上下に繰り返す弾き方です。ベースに限らずピックを使ったプレイでは必須の基本テクニックになります

 ◆ ピックを深めに持つ

 ベースの場合弦が太いこともあり、ピックを深めに持ち、弦を弾く際に落とさない事が大切です。浅く持つと、弦の太さと振動でピックがはじかれてしまい落ちることがあります。ピックは挟む指がピックの接地面を多くして、強く握らなくても落ちないことが大切です。

 ◆ ピックをあてる角度

 基本的に弦にほぼ平行にあてます。完全に平行でなく少しだけ斜めが良いと思います。ベースの場合、弦が太いのでしっかり弾くことが大切になります。

 ◆ ミュート(消音)

 ベースの音符の長さ、リズム感は楽曲にあたえる影響が大きく、ミュートが必要になる場合があります。親指、小指の手の腹で音を止めて長さを変えたり、音質感を変えたりとピック弾きでは重要になります。


ツーフィンガー奏法

 人差指と中指の2本の指を使います。個人的な私感が入りますが、ベースはピックを使ったプレイより指を使ったプレイの方がカッコ良く、表現力も豊かになります。

 ◆ 親指を固定する

 ツーフィンガー奏法では、指を安定させるためにピックアップ等に親指を置きます。サムレスト(親指を置くところ)があるものはそれを使う方がいいと思います。リヤのピックアップに親指を置く人もいますし、ネックエンドに親指を置く人もいます。弾く場所によりサウンドが微妙に違います。

 ◆ 指使い

 人差指と中指をどう使わなければならないと言うのはありません。連続して同じ音符を弾く場合は、交互に使った方がいい。しかしリズム、テンポにより変わります。

 ◆ ミュート(消音)

 ベースの音符の長さ、リズム感は楽曲にあたえる影響が大きく、ミュートが必要になる場合があります。中指もしくは人差指を弦に触れて音の長さを調整します。弦を押さえた左手を離してもミュートになります。

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