レコーディング環境の変化のスピード

コンピュータを使った音楽環境は1~2年もあれば今昔物語になる。

MIDIデータとオーディオ録音データ  MTRかDAWか?

 前述のように1~2年すれば本当に色々変わってしまう。実はこの項目タイトルの記事全面的に書き直しています。 私の独断的な思いも入ります。MTRかDTM(DAW)か? 実際の運用で決まる要素が大変強くなったように思います。MIDIデータを使用する場合はDAW、オーディオ録音データならどちらでもOK

 具体的にはMTRはバンドなどの一発録りのレコーディングやミキシングに向いている。又は、機材の所有が少なくレコーディングからミックスダウンまでする、オールインワン的な使い方をする方に向いていると思います。バンドの場合でもノートパソコンでDAWを使用できる場合は、MTRでない方が良いと思います。

 DAW(DTM)はある程度時間をかけて作り込んでいく方に向いているものだと思います。視覚的にも編集が楽です。MIDIデータを使って製作する場合はMTRでない方がいい。拡張性としてもMTRよりDAWの方が勝ると思います。

MTR製品 終息の方向・・ ハンディーレコーダーが増えている!

 MTRは近年(2011-2012) 相次ぎメーカーが撤退、ヤマハは撤退、ローランド(BOSSを含む)などのMTRの老舗も新製品がもう出ていません。それに比べて、ハンディーレコーダーは多く出ています。 ハンディーレコーダーはビデオ付きもあればオーディオ録音のみと分かれますが、最近ではDAWとハンディーレコーダーの2種類になった気がします。

打ち込みでのプロとアマチュアの差

 90年代後半位から打ち込みによる曲が増え始めた。 プロ作品とアマチュアの差をもっとも感じるのは バックバンドのメンバー表記のないもの。つまり「これはDTM打ち込み」 実際のミュージシャンが演奏していない。 MIDIの打ち込みなのか本当の演奏なのか区別が難しいほどである。 正確にはDTMと本当の演奏の混合型が多いように思う。

 アマチュアでも区別がつかないほど上手な人もいる。 何が違うのか。 おそらく知識と時間。 オーディオ素材の利用、MIDIの入力方法などから来ると思う。(現在は実際の演奏をMIDI化できる製品があるので) プロは本当にリアルに作っていく。余談ですが、 打ち込み無しのプロのミュージシャンによるレコーディングとMIDIとの違いは「味」だと思う。 音楽ジャンルによりハッキリしている。

MIDIの打ち込み

上段にも記載の通りプロとアマの差は大きい。プロの作ったMIDIの作品やサンプルを入手して研究してみよう。実際にみると実に細かい。楽器の性質を理解して、編集しています。

 前述のところでも書いたとおり、ギター、ベース、ドラムでもハード&ソフトウェアでMIDIにできる。 MIDIキーボードを屈指して入力も可能で、その方法も多い。ドラム、ベースなどじつにリアルにできる。 ギターのコードワーク(カッティング等は)若干?エディットが必要になる。

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