カポをつける意味
カポをつける意味は ”弾きやすくする” と言うことにあります
カポによる転調
青文字のCがド鍵盤の配列です。
カポによる転調
アコースティックギターは、カポをつけることにより容易にキーが転調可能です。転調と言っても音の高さが変わると言う訳ではありませんが。
カポをつけて弾きやすくする
この曲のオリジナキーはAになります。(スタンドバイミーより E7をEにしています。)これをアコースティックギターでそのまま弾くとF#mを使いま少し弾きにくくなります。そこでカポをつけて弾きやすいコードに変える方法です。
左図は最上部の図を縮小したものです。
カポを2フレットに装着します。すると2フレット分=全音分程音程が上がります。カポを2フレットに付けてオリジナルキーで弾いた場合全音分音程が上がるので”B”の曲になります。同じ音程になるには 2つ分 A⇒A♭⇒Gと移調します。鍵盤で見るとすぐにわかると思います。
その結果、”Capo=2”とした場合、A⇒G-、F#m⇒Em、D⇒C、E⇒Dのようにコードが変わります。
カポをつけることにより、苦手なコードが違うコードに変えることが可能になります。
例、カポを5フレットにセットした場合
同曲を、”Capo=5”とした場合、Aから5つ音が上がるので、押さえる音は逆に5つ下がります。 A⇒A♭⇒G⇒G♭⇒F⇒Eのように主キーがAからEに変わります。
同様に他のコードもA⇒E、 F#m⇒C#m、D⇒A、E⇒Bのようにコードが変わります。・・・。
カポ、その他
カポをハイフレットにセットすることで”きらびやか”な音が出す事が可能になります。アレンジの一環で使われることもあります。