右手(右利きの場合)の使い方
左手は主に押さえるですが、右手は弾く、叩く、引っ張る等あります。
主には言うまでもなく弾くです。
弾くには大きく分けて、ピックを使ってストロークと指を使ってアルペジオがあります。ストロークは”ジャンジャカ” ピックを上下に弾くものです。アルペジオは右手を5本の指を使います。
ストローク
概要
上記に簡単に説明したように、ピックで上下に弦を弾きます。下に弾くことをダウンストローク、上に弾き上げることをアップストロークと呼びます。
ピックの持ち方
ピックの持ち方にはプロでも若干癖がありますが、基本は人差し指と親指を使います。人差し指は第一関節を少し曲げて、親指と人差し指の横腹で挟みます。
手首のスナップを利かす!
どの楽器やスポーツにも共通することですが、ストロークを肘を上下させるのではなく手首を上下させます。その際手首はできる限りリラックスして手首のスナップを効かします。うまい人ほどこの手首の使い方が滑らかで力みがありません。動画を見る際は是非意識してみてマネして見て下さい。
アルペジオ
アルペジオの指使いの種類
アルペジオには、3フィンガー、4フィンガー、5フィンガーとあります。(親指は数に入れない言い方もあります。ここでは親指も数字に入れます。)①、親指+人差し指+中指 、②、①に薬指を加えたもの 、③、②に小指を加えた5本の指全部。
5本全部を使おう!
ここでは、最初は②の四本、慣れたら③の指5本全部を使います。 昔は小指を使うことが少なかったのですが、現在のギター奏法では普通に全部の指を使います。実際に使う方が効率も良く、後から直すのが難しくなるので早いうちから全部の指を使います。
指の担当
基本として
親指は、6弦、5弦を担当します。
人指し指は4弦を担当します。
中指は3弦を担当します。
薬指は2弦を担当します。
小指は1弦を担当します。
ギターのアルペジオは練習をするしかありません。練習を重ねると指がまるで勝手に動くはずです。小指で弾くことは最初は違和感が強いかも知れませんが、アルペジオには和音が入る時があります。小指が使えるのと使えないのとでは全然違います。