ギター・ベースのブランド 雑記
このページは、ハッキリ言って個人的メモ、雑記ですのでページを戻っても結構です。嘘八百を書いてる可能性もあります。・・・・。 また少し辛口的なところもあります。私の推測、勘違いもあるかもしれません。 記事は 追記、修正するつもりです。
景気が悪くなると楽器メーカーも影響があるようで、倒産したり、何らかの特徴があるメーカーはどこかの資本傘下に入ります。深い意味はありませんが、私がギターを弾き始めて30年を過ぎました。その間に新しい優れたメーカー(ブランド)も誕生したり、幾つものブランドが消えました。存続のため製品のラインナップがガラリと変わった気がします。 ギター・ベースメーカーは沢山あるので個人的な関心があるものが中心です。
メーカー(製造) と ブランド と シリーズ と 価格と ・・・
OEMとは
OEMの意味を知らない人がいるかもしれないので、簡単ふれると、A社がA社の名称で販売されるものをB社に製造を委託して、B社がA社の名前で製品を製造してA社に納品する。 例を車で言えばスズキがワゴンRを作って同じ車のエンブレムをマツダに変えてマツダがAZワゴンの名称で販売する。など
ギターのOEM
日本の(日本に限らないと思う・・。)大手楽器販売店(又は楽器卸問屋)は、自社のブランドを販売している。楽器販売(卸問屋)店なので、実際にはどこかに製造を委託しているというのが本当のところである。
自社で製造、販売、メンテナンス(リペア)があるところもあれば、製造はOEM でどこかで作ってもらって自社ブランドとして売られているものも多い。メンテナンスはリペアーの専門業者もある。メンテ(リペア)は専門としてそれはそれで良いと思う。
なお、OEMは契約なので、ずっと同じ会社で委託、受託とは限らない。今後もどんどん変化すると思う。
OEMの国外化 さらに人件費の安い国へ・・・
流通するかなりのギターはOEM生産されたものが意外と多いと感じる。20~30年前はOEM の委託先が日本であったが、今では韓国、中国で生産されているものが多い。ギターメーカーも販売店も企業であるのでそれが悪いとは全く思わない。良くも悪くも当然ながら価格、品質に影響する。音より見ばえよりまず”利益”というのはギターメーカー(ブランド含む)も企業なので存続のためにはやむを得ないと思う。
ギターの善し悪しは 十人十色の考え・・・
私は、良いギターってなんだろうとよく考えることがあります。10万円、20万円以上のギターと6~7万円くらいのギターの差。海外メーカーと日本メーカーの差。メーカーとブランドの差。工場生産とハンドメイドの差。愛着という物差し。結論としてインターネットのおかげで、人それぞれの感じ方によって(考え、気持ち)変わる。 おそらく10人いれば10通りある気がする。そう思います。
10万円台のギターの価値、20万円台前後以上のギターの工芸品化・・と 市場優先主義の実情・・・・
エレキギターに関して、最近よく思うことで、前項と似ているのですが、この10~20年ギターが高級工芸品ギター化しているように感じる。 実に美しくて、それは本当に工芸品の世界。10~20(30)万円のギターもキルトメイプル、トラ目(トラ木)の極めて美しく、光沢に満ち溢れ、塗装技術の発達もあり、まさに芸術品、”飾る”にふさわしいものが多いように思う。
どちらかというと音より工芸品の感覚が強くなったと思う。どのメーカーを見ても10万円を超えたら綺麗なトップボディー(特にキルトで、カラフル)のギターが目に入る。もちろん工芸品的な美しさで音も素晴らしいものがたくさんある。
当然ながら綺麗なトップの木材や希少な木材は高価です。でも残りの要素、ギター本来の音、精度、ってどうなの??かと考えてしまうことがある。 自社開発の自慢のピックアップを搭載してる会社がある。
それは私的には、ほんとうに良いと思っているのに・・・ラインナップに自社ピックアップでなく、あちらこちら(ディマジオ、セイモアダンカン、EMG諸々)のメーカーのピックアップを搭載しいる。
これも世の流れかと思うが、”AAAキルト”+”どこかの一流ピックアップ搭載”=○○万円!!ってどこのブランドも同じような・・・・。企業の存続のためとは言え、何か自己主張のあるメーカーって減ったなと感じる。
価格に関しては人件費、設備投資他の要因が大きく左右する。同じ高級材料でも人件費の高い国で作れば価格は跳ね上がるし、人件費が安い国では安くなる。個人的に思うことであるが、生産される国(特に工場の人的要因の待遇、環境、技術やとしての誇り)でかなり変わると思う。
貧乏人のひがみ。 やっぱり欲しい、高級、高音質ギター・・・
かなり貧乏人のひがみが入ってますが・・・。ギターって見ばえ、デザインは大事だと思うが、音、弾いて使う楽器なのでそれなりに使うとキズ、打痕もつく。キズ一つ付けたら大変な高級工芸品ギターって・・・・・とは言え欲しいですが。 もちろん高級工芸品、高精度、高音質のギターはある。それは純粋に素晴らしいと思います。プロのように高級、高性能、高音質でも打痕もキズもお構いなしに使えるのが理想に思う。
ギブソンとギブソン傘下
概要
ギブソン、ギターを弾く人なら誰でも知っているブランド、アコースティックギターでもエレキギターでもどちらでも大御所と言える。ギター界の王様的な存在だと思う。
ギブソン、1902年オーヴィル・ヘンリー・ギブソン氏によって設立。ギブソン社は複数の子会社を有する。
系列(傘下)
- Epiphone / エピフォン 1928社名変更設立 1957年傘下
- Kramer /クレーマー
- Steinberger / スタインバーガー 1980設立 1987年傘下
- Tobias トバイアス(ベース専門)
- Valley Arts ヴァレーアーツ 1992年売却 2002年ギブソン傘下
- Maestro
エピフォンの歴史はとても古くエピフォンブランドには2面性があります。ヴィンテージ・エピフォンと買収後のギブソンの廉価版(韓国生産)としての要素です。 1960年頃はエピフォンを愛用するアーティストは多数いたと言われています。その代表的なバンドがビートルズ。今は廉価版のイメージが強いのですが、古いエピフォンはびっくりする高値がつきます。
クレーマーは1970から80年代ヴァンヘーレンで有名になりました。ストラトのボディーにフロイドローズ、当時とても人気がありましたが、インパクトは強かったがヴァンヘーレンが離れると人気も下降したように思います。その後ギブソンに買収されます。
スタインバーガーはベースを中心だった?と思いますが、とても人気がありました。ヘッドがない特徴的なデザイン、システム、斬新という言葉ピッタリのメーカーでしたが。今でもスタイバーガーを愛用するベース・ギタープレヤーはいますが、 爆発的だった80年代に比べると減ったと感じます。その後ギブソンの傘下に入りました。
Valley Arts(ヴァレーアーツ)、個人的に今でもとても大好きなメーカーでした。ストラトのボディー+EMGピックアップ、TOTOのスティーブルカサーで80年代にスタジオミュージシャンを中心に大ブレイクした。 しかし人気に陰りがでて売却となった。Valley Artsという名前は残っているけど実質違うブランドのように感じてしまう。なお、ValleyArts Custom Pro USA 80年代のものは高値で取引される。
ボディー形状がストラトとKramerやValley Artsにしてもフェンダーに近い会社がギブソンが買収して傘下に入った。あくまでも個人的な考えですが、フェンダー社との企業間戦争を感じる。傘下に入ったメーカーは整理縮小して事実上、無いに近い印象を受ける。
ギブソンと聞いて、アコースティックギターをイメージする人、エレキギターをイメージする人と別れると思います。それだけギブソンは両方に定評がある!
アコースティックギターでは、ギブソン的な音と言われるように、繊細さより、迫力のある鳴りをする、どちらかと言うと、アルペジオで弾くと言うより、ストローク主体で弾くと、ロックなどに良く音が馴染む気がします
エレキギターも、方向性として太い音 ソロでもバッキングでもどちらでも存在感のある音が出る。
GIBSON FACTORY TOUR(Electric Guitar)
フェンダーとフェンダー傘下
概要
ギブソンと並び誰でも知っているメーカー。アコースティックギターはあるが、ないのも同然。 エレキギターは横綱。ソリッドボディー(ボディー中が空洞がないタイプ)のギターを世界で最初に開発した。
フェンダーは1945年にレオ・フェンダー氏によって設立された。ギブソン同様多くのメーカーを傘下に持つ
フェンダー FENDER USA ホームページ
FENDER JAPAN ファクトリー潜入レポート (イケベ楽器店)
Fender Factory Tour 撮影年月不明
Fender Factory Tour 1959 手作りと言う感じ
傘下系列
- Fender Japan (ライセンス契約)
- Squier スクワイア
- GUILD ギルド 1952年設立 HP
- Gretsch グレッチ 1883年 HP
- JACKSON ジャクソン HP
- CHARVEL シャーベル HP 2002買収 傘下
- EVH ?契約? なぜ???
フェンダーは自社が売却されたりと波乱を経験をしたメーカー。製品ラインナップ、価格様々な理由で経営が厳しかったようだ。1985年にフェンダーが再興された。 フェンダーと言えば、ストラトキャスター、テレキャスターが有名であるが、かなり色々なギターが研究開発されたことがある。再興後は、完全に高級部門(Fender Custom Shop)、一般の Fender USA 、その他のフェンダーとのライセンス契約の廉価版などの大枠3本でフェンダー本体(本社)はある。ギブソンとの企業競争で、多数の子会社を傘下にしている。
フェンダー・ジャパン。日本人に馴染みに高いのは、FENDER USAのUSA製の親と、コピーモデル(ライセンス契約)のフェンダー・ジャパンであろう。元々は、フェンダーの経営の立て直しの手段として、コピーの精度が高い日本製にライセンスを与えて、収入を得る・・・それが目的であったと思う。私の先入観も入りますが、フェンダー・ジャパンは当初良い評判を聞いた事がない逆に、年数が経つとジャパニーズヴィンテージと言われて評価が分かれる。 当初、フェンダージャパンのブランドで製造する、フジゲンやグレコなどバブルに向かい非常に人的要素、工場の設備投資で日本人の好み的、装備、高級化、高音質化が進みフェンダージャパンは評価の高いものとなった。と解釈している。 USAよりジャパン物を好むアメリカンミュージシャンもいるとか・・・ 誤報かもしれないが、実際に精度は高く、さすが日本製と感じる。
グレッチは、ギターの製造の歴史が長く、かつてはギブソン、フェンダーと並ぶ三大メーカーであったようだ。新しい製品(ギター)を作りだすギブソン、フェンダーに事実上負けた形になった。 様々な資本傘下を経てフェンダー社に買収されている。
フェンダー社は、ジャクソン・シャーベルのようなボディー形状がストラトタイプ(ストラトシェイプ)のボディーを有するメーカーを買収している。 ジャクソン・シャーベルも、ハードロック系のイメージが強く、ロックギターとしては成功した。 しかし他のジャンルにはあまり強いとは思えない、音楽も多様化されて、ハードロック、ヘビーメタルの人気が下降している間に他のメーカーに競争負けしたという感じ。ブランドとしての価値は十分あるので、フェンダーが買収したという感じだ。
ギブソンとのフェンダー社は買収を重ね経営を守っている。世界的な景気がギター製造業でも影響する。高価なギターだけでは商売にならず、入門機から中級ブランド、高級ブランド、超高級ブランドと両社ともブランド、ラインナップを揃えた。 ギブソンもフェンダーも1950~70年代あたりまでに生産されたものが良質であると言われている。 ギブソン、フェンダーといえ企業なので生き残るために生産ラインを機械化し、コストを下げた分、楽器の質は下がったと言われている。 両社とも品質対策として、ハンドメイドの製造ラインを有する。 フェンダー、ギブソンの質が下がったと言われたあたりから、色々なマスタービルダーが工房を開き高精度の楽器を作ったが、現在ではギブソン、フェンダー等に買収されている。
フェンダーのブランド名でアコースティックギターが売られてる。どういうコンセプトと位置づけにあるのか今一つわからないが、プロが使っているイメージはない。
フェンダーと言えば、元々アンプ、価格も高く、アンプのトップブランドとしての立場もある。 経営的な戦略なのでしょう、安いモデルもあるけれど、安いモデルは高い評価は聞いたことがないが、低い評価もない。
MARTIN マーチン(マーティン)
アコースティックギターの分野でギブソンと並び大御所。世界中でマーチンのアコースティックギターをこよなく愛するアーティストが多くいる。ヘッド形状、ロゴ、マーチンですと誇らしげな・・・・。当然ながら高価であるが、そのサウンドは素晴らしすぎる。
音楽的にロック色より、きらびやかな音質を好む方は、圧倒的にマーチンを選ぶ! いわゆる、ギブソン派? マーチン派? といった感じで、一音一音を聴かせるサウンドはマーチン派に多いと思う。アルペジオ、ソロ、など印象的なサウンド 木材の選び、デザイン、強烈なマーチンファンは多い。 私の知人にもマーチンファンが多い。
YAMAHA ヤマハ
日本人でヤマハを知らない人はいないと思う。音楽業界以外でも有名。音楽ではギターに限らず楽器なら何でもある。 ヤマハは何の分野でも優れている。いわゆる優等生。ギターに関しても優等生である。入門者用からプロユースまで幅が広く何でもある楽器界のコンビニみたい・・・。個人的に色々な物でヤマハ製品を使っていますが、ギターに関してはギブソン、フェンダーのようなカリスマ性はない。良くも悪くも尖がっていない。
個人的にヤマハのギターには思い入れがあるので、良くも悪くも色々と思う。
たとえば 30万円として、世界的な他のギターと比べて良いかどうか?が 個人の好みのレベルだと思う。
ヤマハは総合楽器メーカーなので、本当に自社で作っているものと他の国で生産しているものがある。 高価なものは国内、安価なものは東南アジアなど・・・ と聞く。
さすがに、ヤマハ、自社のブランドが名がはいるだけあって、安価でも最低レベルは確保されていると思う。 高価なものは、プロミュージシャンとの契約もあり、アコースティック、エレキともにトップミュージシャンに使われているおかげで、高価なものは音質とも良いと、個人的に思う。
独立系 - その他 メモ書き
概要
ギター・ベースをメーカー体系に並べるのがなかなか難しいので、乱筆書きしています。
PRS
設立1985、Paul Reed Smith氏が設立。ギブソンとフェンダーの良いところを研究して作られていると言われる。非常に材質、精度とも優れ、非常に高価(一部除く:SEは韓国生産の廉価版の位置付け)である。ピンから超ピンまであるのがPRS、非常に素晴らしい。
PRSを愛用するプロのギタリストは大変多く、PRSを愛機とされている方は複数のPRS製ギターを持っている方が多いように思われる。Customシリーズとは別にPRIVATE STOCKと呼ばれるギターはオーダーメードで、材質、クラフトマンチームによるスペシャル物で、非常に高価であるが、それだけの価値のあるものだと思う。
あくまでも真偽は不明であるが、最初の10年くらいの間に作られたギターは以降のものより優れていると言う話を聞く。個人的に弾き比べるチャンスもないので真偽はわからないが、現在作られているPRSも 音、弾きやすさ、見ばえともとても良いので、ほんとうに違いを感じるのだろうか?と思う。
PRSのギターを『高いものから』順に並べたもの
PRSのギターはとても美しい装飾がされたものが多く、見るだけでも『鑑賞』になるので高いものから並べてみました。
◆ PRS FACTORY TOUR 1/2 2/2
◆ PRS FACTORY TOUR PART1 / PART2 / PART3 / PART4
ESP イー・エス・ピー
設立1975、日本のエレキギター界を牽引するようなメーカー。多くのブランドを持つ(ESP、Navigator、EDWORDS、GrassRoots)。ESPはOEMで生産を受ける一方、 OEM発注もしている様子。価格の高いものは国内生産、安いものは海外生産。当初ESPはプロ等の個別受注(今でも)でブランドを確立させた
実際のところ今でもプロのオーダーメードを多く受ける。個人的なイメージであるが、日本製のカスタムギターの先駆者という印象。 Navigator、EDWORDS、GrassRootsはESPが企業として生き残るためのブランド。私の思う事ですが、ESPのイメージがあるためか中古相場でも叩き売りにはならず、状態等によりますが、 そこそこでは取引されているように思います。但し、変形ギターが多いこともあり、主な使用者は若年層が多い。
SUHR サー
John Suhr氏が設立したギターメーカー。メーカーというより工房と言った要素の方が強いようです。私がサーというギターを知ったのは2000年頃だったと思います。サーのギターには旧サー(Classic Suhr)と’97年以降のサーがあるようです。ジョン・サー氏はフェンダーカスタムショップのマスタービルダーや、Custom Audio Amplifier社の経験を生かした非常に優れたギターを作っています。一見してFenderのストラトキャスターなのですが、ヘッド形状が違います。当然ながら価格も高価です。
サーは良く知られているのかいないのか良く分からないという感じ。中古では、あまり出回らないが、中古相場は安定しているように思う。
SCHECTER シェクター
1976設立。シェクターも他の同様なカスタム系メーカーと同じように投資家に買収、売買された。個人的な感想が入りますが、80年代前後ストラトタイプボディーにシェクター自社のピックアップを搭載したギターが太い音を出していた。当時とても欲しかった。シェクターは浮き沈みはあれど、現在もそこそこ優秀なギターを出している。ある程度高品位でありながら売れる可能性のある10万円前後が多くラインナップされているように思う。今でもシャクター=すごい!の記憶とイメージがある。ラインナップには高価なものも存在しています。 メーカーHP
B・C・RICH ビーシーリッチ
ある年齢以上の人であれば、BC・RICHは変形ギター・多数のスイッチ・高額ギターのイメージが強いと思います。今ではすっかり変形・安いギター(一部を除く)を作るメーカーになったという気がします。個人的にリッチ・ビッチが欲しくてしかたがない時がありました。30年前60~70万円していました。 余談ですがB・C・リッチのイーグル、これはBCリッチにしてはシンプルなデザインですが、とても弾きやすくてバランスがとれたギターでした。いつかチャンスがあれば欲しいものだ!
GRECO グレコ
グレコは神田商会が主な株主ギターメーカーです。おじさんである私にはグレコ=コピー=三流メーカー⇒安いギター。 私がギターを始めた頃はグレコのギターはコーピーで安いものがラインナップで、中高生の初めてギターを弾く人がターゲットだったと思います。その影響であまり良いイメージが今でもないというのが本音です。
しかし、日本のギターメーカーは80年代以降急速に製品の品質が上がったという感じがあります。バブルの影響もあり、材質から製法までアメリカ製に追いつけ追い越せのような感じだった。
その色がハッキリ出ているのがフェンダージャパン、当初、フェンダージャパンの評価はとても悪かった。(非常に良いと言う評価もありました。)グレコ、フジゲン等で作られているからという理由でした。
バブル期に入りどんどん日本製のギターの品質は上がった。高価な製品を求める人が多かった分、材質、設備投資、技術はあがったと思われる。現在は、国内で生産しているのか不明。海外へOEM発注している様子。
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FUJIGEN フジゲン FGN
昔?(基準が線引きできない)のギター小僧でもフジゲンは知らないと言うのが本当であった。フジゲンそのものはOEMでグレコ、アイバニーズ、フェンダージャパン、エピフォンなどを製造する大量生産メーカーであった。今でのOEM
での生産をする一方、自社ブランドFUJIGEN(FGN)を世に出している。世界のギターファクトリーと言うだけあり多数のブランドをOEM生産しているのだろうと思う。フジゲンは長い年月に蓄積されたノウハウと実績は私の思っていた次元より遥かに高く、量産メーカーとしては国内屈指のメーカーであることは間違いない。企業の守秘義務からだと思いますが、現在どこのメーカー(ブランド)のギターをOEM生産しているか分からないが、IBANEZなどの20万円クラス、島村楽器のHISTORY、COOLZ他、国内外の相応のギターを生産していると思われる。人件費、設備投資から考えて、あまり安いギターは生産してないないように思われる。(あくまでも想像です。・・・)
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フジゲン ファクトリー ツアー
IBanez アイバニーズ
IBanez アイバニーズは星野楽器のブランド。星野楽器はドラムのTAMAブランドも有している。日本の楽器ブランドといては長い。ある年齢以上であれば アイバニーズではなくイバニーズで親しんできた。英語の読みの問題から名称を変更した。私の個人的な感想であるがアイバニーズは日本のギターブランドとしては中堅的な位置付けで、入門者用の安価なものからプロのアーティストモデルまで作っていた。どちらかと言うとプロに使ってもらうことで自社のイメージを上げたというのが正しく思う。具体的には当時大人気のオフコースのギターリストの鈴木康弘氏に使ってもらい1ランク上を印象付けた。また、アイバニーズは他の日本ブランドと異なり独自のデザインや、コピーのようなギターも独自色を加えていた。特にボディーのカットが尖っている。日本のギターブランドとしては成功したメーカーで、世界的にも使用するアーティストも多く、中堅プラスのメーカー??だと思う。ただ・・・どこからどこまで自社で生産しているのだろう?と考えてしまう部分あり。調べても自社生産は見つけられなかった。高額はフジゲン、低額のギターはOEMで海外委託生産かな?・・と思う。星野楽器フループで、中国に楽器製造会社を持っている。中国ではドラムだけ作っているような・・・・。(あくまでも想像なので違うかもしれません。) メーカーHP
IBANEZ RGシリーズ IBAZEZの代表的シリーズ
IBANEZ 7弦ギター
ラインアップに7弦ギターがある。
エレキギター、ベースギターともに、アーティスト・シグネイチュアーモデルとスタンダードモデルで構成される。アコースティックギターも扱う
グレコ(神田商会=楽器卸問屋)とアイバニーズ(星野楽器=販売店)とフジゲン(楽器製造業)
調べるとそれぞれの利害関係は一致する。 売られていたラインナップからもOEM生産を確認できる。
TOKAI 東海楽器
TOKAIは1970年前後はハミングバードというブランドでアコスティックギターやエレキギターを生産した。ラインナップは主に、低価格のコピーモデルを販売してきた。が自社のブランド、デザインでギターを製造する。しかしながら経営不振で会社更生法を申請した経歴がある。会社更生法申請前はピアノの生産もしていた。TOKAIはFERNANDESのOEM生産をしていた。自社工場が静岡県ににある。現在のラインナップに2~3万円クラスから20万円を超えるものまである。価格的に、低価格は海外OEMと思われる(一部中国生産の記載あり)。 独自のSEB構造(SOUND
EFFECT BODY)の技術を持つ。SEB,PREMIUM、VINTAGEシリーズは日本製。TOKAIは頑張っていると言う印象を受ける。
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FERNANDES フェルナンデス
フェルナンデスは二つのブランドを持つ。フェルナンデス(Fernandes)とバーニー(Burny)。基本的にコピーギターの販売フェルナンデスはフェンダー系、バーニーはギブソン系で、ギターのヘッドに似せて作られている。基本的にOEM生産委託しているTOKAIとKAWAI、ダイナ楽器。フェルナンデスの代表的ギターにZO-3がある。ZO-3はアンプ内蔵のギターで遊び的要素が強い。
ZO-3シリーズ (象さん)
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OEM 生産先
ギターの生産を調べれば、調べるほどどこが作っているのだろうと 思う。
後日・・いつか 追記
フジゲン(旧富士弦楽器製造) 長野県松本 上記に記載自社ブランドFUJIGEN
82年から97年までフェンダージャパン製造。他ブランド多数。
ダイナ楽器 (長野県茅野市) ’97年からフェンダージャパン製造
(株)飯田楽器製作所
マツモク工業 (閉鎖) 長野県松本
韓国サンミック
寺田楽器製作所
下記以外にもギターメーカー、ブランドは多数あります。
- ARIA/ARIA ProⅡ アリア ・荒井貿易(株)のブランド HP / ARIA ProⅡ
- Caparison キャパリソン*再開
- FUJIGEN(FGN) フジゲン HP
- Ovation オーベーション
- Rickenbaker リッケンバッカー
- Terry's Terry(T'sT)
- TAKAMINE タカミネ