はじめに

音楽制作する人でまずコーラスを知らない人はいないだろう。非常に音を煌びやかにしてくれるエフェクター。フランジャーはジェットサウンドで有名。両方ともギターを弾く人に特に好まれるエフェクター。

コーラスもフランジャーもディレイの延長線上にある。ディレイ+モジュレーションのタイプ+出力(原音、エフェクト混合比率)。基本的にコーラスもフランジャーも同じような回路で作られていて、フィードバックの回路が付加されている。

コーラスはディレイで音を遅らせ、LFOで変調させて、位相のずれをを発生させる。出力で原音と混ぜてアンサンブルの効果を出す。フランジャーはコーラスに加えてフィードバックで同じ回路を通して、うねりやジェット等の効果を出す。

Chorus / Flanger コラース・フランジャーで使われる主なパラメーター

Input Level / (Gain)

入力レベルの調整。

Delay

Delay Time

ディレイタイム。用途にもよるがあまり長いディレイタイムは好ましくない。テンポと同期するようにディレイタイムを設定する。

Sync

テンポとの同期

Modulation _Parameter

Rate

原音をどれ位の割合(%)でエフェクト処理するか?

Depth(%)

音の揺れの深さ。うねりの量

Feedback

フランジャーで使用。エフェクト処理された音を再度同じ回路を通す。

output parameter

MIx / Dry Wet

処理された音の出力で、原音とエフェクトの割合。

Output Level(出力)

処理された音を出力する。

コーラス・フランジャーを使う。

コーラスは楽器単位で曲全体でも楽器のフレーズの一部分としても使う事できる。フランジャーは基本的に楽器の部分リバーブやコンプなどと違いかなり好みで使える。こう使わなければならないという事はない。但し(テンポと同期は必要)

コーラスはかなり好みに使える楽器、ボーカルでも使える。但しボーカルで使う場合はあまり強くかけすぎるのは良くない(意図的な場合を除き)。フランジャーはフレーズのアクセントとして、センスの問題。

コーラスで広がりを作る。

 リバーブ+コーラスで広がりを作る。ディレイのところでも書いていますが、コーラスはディレイの応用的エフェクター。ディレイ、コーラスで空間の広がりを演出することができることが知られています。

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